白子森造のブログ

①山に行って楽しむべし、②温泉で身体を休めるべし、③しょっぱい食べ物で塩分を補給すべし、④家に着いたら昼寝すべし。是、究極の休日の過ごし方成り

H26.10.11_キノコシーズン前半終了その2(高畠町の松茸)

初心者ながら何とか毎年マイタケのお姿を拝めるようになった。

ということで、渓流の師匠が松茸に興味を持ち始めた。

岩手の八幡平と山形の高畠が候補に挙がったが、どうも北日本はキノコの雰囲気が終わったようなので、少しでも南へ!ということで、今回は山形県高畠町、稲子松茸山にお邪魔することにした。

私は福島に住んでいるので、車で1時間。師匠は4時間半…
(師匠、お疲れ様です。)

初物に滅法弱い読売ジャイアンツのような我々は収穫には全く期待しておらず、今日は山の雰囲気を味わおうという感じだ。

なるほど、秋田にはないような、赤松林だ。こうでなければ松茸菌も育たないのであろう。

ここは入山するのに2千円の入山料がかかる。

周辺の山も誰かの所有になっているらしく、ここから入るなという注意書きが道路沿いにかなりある。

やはり松茸は他の茸と一線を画す高級きのこなのだ。

普段はブナやミズナラ林にしか入らない私にはこの状況は新しい驚きだった。

もし、無料にこだわるのなら…

福島と米沢の間の高速道路の工事をやっているあたりも赤松林が広がっているが、国有林なのか民有林なのか分からない。トンネルや法面付近は用地取得していると思うので、国交省に分筆されている可能性が高い。無料で採れる数少ないポイントかもしれない。(本気でしたら公図、要約書を取ってみましょう!)

登ってみるとこのくらいの傾斜である。



教えられたポイントまで2時間ぐらいとの話である。

普段登山をされている方なら、ちょっと急かなくらいの坂で、汗もかかず、息もきれない程度である。

これで収穫できるのであればとても嬉しいのだが…

おおっ!発見か!!


いや、全然違う。

やはりそうは問屋は卸さない。

松茸の気配が全く無い…

ちなみに、この日は、1本だけの収穫で、しかも、我々が入山する前に採れたそうだ。

つまり、我々が入山した後は1本も採れなかったとのこと。

1本でも採れれば、来年のデータにもなるのだが、これではなかなか難しい。

でもね、何だか来年は採れるような気がするんです。

いつもの「根拠のない自信」です

来年はぜひともこのブログでご紹介できるよう頑張ります!