白子森造のブログ

①山に行って楽しむべし、②温泉で身体を休めるべし、③しょっぱい食べ物で塩分を補給すべし、④家に着いたら昼寝すべし。是、究極の休日の過ごし方成り

僕らの時代

 Yahoo!ブログが2019年12月で終わるというアナウンスが流れたのが2019年3月1日でした。衝撃的でしたよね。2019年3月にYahoo!のホームページサービスであるジオシティーズも終わり、ブログの方も心配しておりましたが、やっぱりかという感じでした。

 

 ネット黎明期はBBSが流行りましたね。電話のモジュラージャックをPCに差し替えてFAXのようなピーガラガラという接続音、懐かしいですね!

 

ISDNが始まると常時接続となり、時間を気にせずネットができるようになりました。

そして、単純なhtmlのホームページ作成が流行ります。

 

ADSLになるとブログや複雑なhtmlや小さめの動画が流行りだし、光回線になるとフルHDや4Kの動画が流行ってきました。

 

ホームページやブログも静的なものから、動的なものにどんどん変わてきました。

Yahoo!ブログもYouTube動画を埋め込めるようになったり時代の変化に対応してきましたが、Yahoo!営利企業。儲からない事業はやる意味がないんですよね。

 

今後もブログは各社減少傾向が続いていくと思います。芸能人もブログより簡単なツイッター、インスタグラム、またはもっと手の込んだYouTube動画の方に進み、ブログはどうも中途半端な位置づけだと思います。

 

ネットの台頭により様々なものが消えてきたように、個人が情報を発信できる画期的なツールであったブログが時代の変化に逆らえず一区切りつけたということでしょう。

大企業Yahoo!がこの事業から手を引いたということは他社も追随する可能性がありますよね。

 

もうそれ以上 そこに立ち止まらないで

僕等の時代が 少しずつ 今も動いている

 

あの頃に 戻って やり直したいこと

誰にでも それぞれ 心の中に

時は移りゆくもの 明日を見つめて

あの頃は 時々 ふり向くだけにして

 

 

 

 

ということで、私もこの週末に移行作業手続きを行っております。作業後に改めてアドレスをお知らせいたしますので、引き続き遊びに来ていただけたら嬉しいです!

 

最近はブログ移行ツールも充実してきましたので、だいぶ移行作業も楽ですが、なるべく本来不要であるこういった作業はやりたくないですよね…。

 

 

Yahoo!ブログ サービス終了のお知らせ

https://yahoo.jp/LXO6jd

 

終了に至る経緯

 サービスを取り巻く現在の市場環境や技術的な運用課題、今後の事業方針など、様々な要因をふまえて総合的に検討した結果、これ以上の継続が難しいと判断

 

今後のスケジュール

2019年3月31日「美味しいブログ」「Tポイント山分けキャンペーン」および「ナイス機能」を終了

同 5月9日 他社ブログへの移行ツール提供開始

同 8月31日 記事、コメント、おラックバックの投稿及び編集機能終了

同 12月15日 移行ツール及びサービス終了

T沼のK太郎

 その大仏の北に続いて、やはり水干を形成している立様を少し下ると山上の神秘湖垂天池沼がある。秋田郡邑魚譚(昭和15年4月30日)※垂天池はタデヂとルビ。

 なんとも冒険心を煽る書き出しじゃないですか!
 秋田市からは車で約2時間。さらに歩いて30分から1時間という立地です。
 この沼、いつ発見されたかは定かではありませんが、山崩れのために出来た堰止湖とされています。その昔から神秘の湖として、語り継がれていたんでありましょう。

 このお話、続きを読んでいきますと

 昔、上桧木内横枕集落(比内沢)の上杉弥五右衛門のショウゲ(障害を持った)の婆が、どうした心持ちか麻糸を巻いた枠(ガワ)を背負って一目散に沼に駆け上った。 引き留めようとする村人を時々にらみつけて行く。やがて村人が垂天池沼についてみると、岸に草履がそろっており、背負っていた枠ばかりが水面に浮かんでいた。今でも天気の良い日にはショウゲの婆さんが沼を出て機を織っている。そして、上のサマ(立様)に休んでいるから、うっかりそこを通ると祟られるという。

この沼で入水自殺を図ったんですね…。人里を離れた(といっても2km程度)鬱蒼とした森の中にひっそりと佇む沼ならではのエピソードです。

この沼付近はとても静かで、風が吹いて木の葉が揺れる音がかなりの距離が離れていても聞こえます。もし二人でいたら、沼の対岸にお互い立って「おーい」と叫んで聞こえるか試してみたいです。

また、約8年前、クニマスが西湖で発見された際には、仙北市議会でクニマス田沢湖ではなく、この垂天池沼に戻してはどうか?という意見も出されました。
門脇市長は生態系を乱すからダメと言ってしまったんですが、面白い意見ではありますよね。
で、門脇市長のブログにそのことを書いた記事があったんです。2011年1月5日(水)垂天池沼にクニマス?というタイトルです。

その中で

垂天池沼と田沢湖は繋がっていて、辰子さんと八郎さん(伝説です)の別荘になっているとの噂もあります。

ほうほう、田沢湖と垂天池沼が繋がっている噂ですか。川などで直接は繋がってはいませんが、地下水脈でつながっていたり、はたまた精神的なつながりなんでしょうか。

さて、この沼に魚は住んでいるんだろうか?

コイ、フナ、ニゲャフェヤしか住んでいなかった。3尺ほどの大きさのコイもいた。

大正時代に子熊という森林主事の人がアメマスと田沢湖の孵化場から米鱒を放流した。

昭和5年頃、3尺以上の赤いコイが6尾悠々と泳いでいたため鉄砲を撃ったが、当たらなかった。

1940年(昭和25年)頃には角館営林署が赤上岩吉を沼の番人とした。赤上は筏で沼を移動していた。

1968年(昭和43年)7月、田中力三は仲間と一緒に垂天池沼に魚を捕ろうと網を入れた。その時、金色の全長1.5mほどの鯉が網にかかったが、逃げられてしまう。

1988年(昭和63年)田中は地元テレビ局の協力で、特注の網と水中カメラで沼を探したものの、巨大な鯉は発見できなかった。

 マス系の魚を放流していた実績があるんですね。ちょっと脱線しますが、ということはクニマスが生息できる可能性はかなり高い。クニマスは全国各地に放流された実績がある。この沼はクニマスが住んでいた田沢湖と距離も近い。もしかしたらここにもクニマスが放流されたのかもしれませんね。残念ながら記録はありませんが。

 ということで、話を戻しまして、しばらく巨大な鯉は撮影されていないようですので、私が撮影してきました!!

 では、O池のタキタロウじゃなくて、T沼のK太郎こと垂天池沼の鯉太郎をご覧ください!


 体調1.5mには到底及びませんが、それでも立派なもんです。
 尾びれから鯉だと思いますが、ひょっとしたらタキタロウのように、鯉とは別の遺伝子を持った種類かもしれないと思うとロマンが広がります

 10年前はもっと鬱蒼とした雰囲気だったんですが、近年は沼の近くまで伐採が入り、奥山間が薄れています。
 ただし、伐採のブルの跡が登山道のダマシになっていてちょっと迷いやすくなっています。
 また、熊も足跡を隠さずに油断して歩くような熊の密集地帯ですので、もし初めて行く場合は二人以上で行くことをお勧めします。

今年もお世話になりました。

今年も残すところあと1日。

早いもんですね、ついこの間正月がきたと思ったら、また正月のようです。

ご心配をおかけしておりますが、山世界の方ではチョコチョコ活動させていただいております。

さて今年よかったことは、なんとかイワナ、舞茸、ナメコなど一連の山の仲間に会えたこと。

そして、秋田市の予算で田沢スーパー林道の災害復旧工事予算が議会を通り、来年以降の山活動に明かりが見えてきたことです。
平成29年夏の豪雨で田沢スーパー林道が数キロ間部分的に崩落。二輪であれば問題なく通行できますが、四輪ですと、かなり鵜養集落側で通行止めとなります(向長瀬川付近)。
なんとか早期の復旧を期待したいですね!


悪かったことは、体調がすぐれず、めまいや立ち眩みが時々起きて、泊りでの釣行を控えたことです。日帰りならば!と出かけた舞茸狩りでは約10メートルの滑落を経験いたしました。幸い怪我もなく、収穫物も無事だったんですが、舞茸が採れる坂程度で滑落するとは、年を取ったのかな…と思わせられる一年でした。そのあとの松茸狩り(ボウズ)やナメコ狩りでは転倒や滑落もなかったので、もう少し休めば治るんだろうと思ってます。
ちなみに、私、男のくせに鉄分や赤血球が少なく、白血球が異常値を示すことが多いんです。症状からも白血病?と似非保健師に言われることもありますが、その割に数年生きてるので大丈夫でしょう。

さぁ平成最後の年末です。
来年はどういう元号で年末を迎えるのか!
個人的には弊害が多すぎるので和暦撤廃賛成!

あ、今年は全くブログを更新せずすみませんでした…。

来年は頑張ります

皆様、よいお年を!!

大好きな蕎麦屋さんが閉店

ご無沙汰しております。

1月は元日以外毎日仕事です。

皆勤賞だったのに惜しかったな~!なんて言ってる余裕もないくらい忙しいです。

過労死ライン?半月持たずに突破してますよ…

20代からこういう生活を続けているので、なんとか持ってますが、就職したての若い方にはキツイでしょうね…

と、いまいち何もやる気が起きない私にさらに追い打ちをかけて、以前このブログでも紹介しました羽後町の松屋さんが閉店したとの情報を得ました。

昨年末あたりから、松屋さんが休んでいると何度か聞かされ、たまたまだろうと思っていたんですが、ちょっと松屋さんに近い方に聞いたところ、やはり辞められたそうです。

文化功労者とか国民栄誉賞とか私に何ももたらしませんが、松屋さんの冷がけは私に蕎麦を通して人生を教えてくれました。

大好きでした。

もう二度と会えないんです。

年老いた恋人ならたまに見かけることはあっても、松屋さんの味は二度と味わえないのです。

あぁ、私は何を糧に生きていけばいいんでしょう…

悲しいですね…

H28.12.25_森造、マウスを買う

メリークリスマス!
 
ブログの背景を森の中の写真にしたら読み込みが遅くなり、更に読んでくれる方が減りそうです(笑)
 
さて、平成27年から始めた山の記録の動画撮影ですが、やっぱり動画撮影っていいものです。
 
デジカメで撮影した静止画もいいのですが、その時の会話や雰囲気、周囲の音など、静止画の何倍も情報を記録できるので、1年前の山行の事も明確に思い出すことができます。
 
某ウシジマさんにはバレてしまいましたが、私は某釣友会に所属しております。
 
そのメンバーと年に一度、宿を取って、来シーズンの釣行計画を検討したり、思い出話に花を咲かせたりするのですが、その際も私が撮影した動画を披露するとかなり盛り上がります。
 
ダジャレや辛口なんかも明確に記録されるわけですから、下手な事は言えません。
 
編集権は私にあるので、私の不用意な発言は見事にカットされてますが(笑)
 
で、今は何しているかというと、副業の激務をこなしながらの動画編集作業。
 
今日は年賀状も印刷したなぁ…あぁ、忙しい…
 
動画編集は去年は勝手がわからず苦労しました。2年目の今年は去年より楽ではありますが、楽になると、いろんなことがしたくなり、変に凝ってしまう癖がある私は余計な時間がかかっております。
 
プライベート情報満載のため、どんなビデオに仕上がるかは一部の方にしかお見せできないのが非常に残念ですが、寝る間を惜しみ、日々楽しみながらやっております。
 
さて、動画編集をしていると、基本となる動きはマウスでのドラッグなんですね。
 
左クリックをしながら、右へスーーーっと。という感じです。
 
それが最近、シングルクリックでもダブルクリック判定になるし、右クリックも反応しないことが多くなってきました。チャタリング防止ソフトなんか使ってもほとんど効果なし。
 
ハンダをやり直したり、接点にスプレーすればよいとかネットでも見ましたが、やるにしても予備を用意してからじゃないと不安でしょうがない。
 
私の使っているマウスはロジクールのマウス。
 
ホントこのマウス嫌いなんですよ。
 
高確率でチャタリングを起こすし、ユーティリティソフトはsetpointという使いにくいソフトだし。値段も一万円近くするし…
 
だからいいマウスを探していたんですが、なかなか無い!
 
私はマウスは左手で使って、キーボードを右手で操作する変な人間なので、それも手伝って選択肢が限られます。
 
で、買ったのがロジクール ワイヤレスモバイルマウスMX1500。
 
某大手通販サイトで9千円弱でした。
 
耐久性も上がったみたいだし、電池交換もいらなくなったみたいだから、もう一度だけ信じてみよう。ネットの評判だと、チャタリングは相変わらずのようです…
 
あぁ、何やってんだ、俺…
 
というわけで、サンタさんからの私へのプレゼントはマウスでした。
 
私から、皆様へのクリスマスプレゼントはこちら↓
いろいろ喋ってんのは編集者権限ですべてカットです(笑)
 
では、今年も残すところわずかですが、皆様、体調には気を付けて、よい新年を迎えましょう!
 

マイタケ採りのヒント?

出会う者、皆、師だ。

省略しますが、思えばいろんな師匠がいましたなぁ…。

インターネットが普及した現在は、いろんな情報が入ってきますが、これぞといった情報はなかなか手に入りません。

ならば、自分で採取方法を確立するしかありません。

人に一から教わる方法は、その人の方法に追いつくことはできても、自分で工夫しない限り、それを超えることはできませんよね。

私がまず勉強したのが県立図書館に行き、マイタケと名前のつく本を借り、とにかく読みました。

県立図書館に行き、秋田魁新報の昭和40年代の写真記事も閲覧したりしました。

あのよく刑事ドラマで見るような、クルクル回しながら、新聞記事を探す機械を人目も気にせずグルグルしてました(笑)

本を読んでも分からないところは、キノコに詳しい方に聞いたり、マイタケシーズン以外に山に同行させていただきました。

いつの間にか、マイタケ採りをやってみないか?と誘ってくれた渓流の師匠より熱心になっていました(笑)

年を重ねるごとに少しずつ自分のマイタケ木も増えていきましたが、やはり、自分だけが知っている木は未だに数えるほどです。

つまり、自分だけの木だと思っていても、他の誰かに見つけられているのがほとんどなのです。

だいたい木に近づくと足跡がついており、木にたどり着く前に採られてるだろうな…と分かってしまいます。

このままではイカン。

このまま続けていたら、小さな範囲のパイをみんなで分け合うだけになってしまいます。

でも、日帰りで行ける範囲はせいぜい歩いて片道3時間。

泊まりで採るしかないのかなぁ…

ということを考えながら山を歩いていると、渓流の師匠が一言。

『みんなが迷いやすい場所にいけばいんでね?』

そういえば、私が迷いかけた場所があり、その付近には確かにマイタケが生えていました。

そして、足跡も皆無でした。

その場所は緩やかな傾斜の下に急な尾根が離れた間隔で4~5本ついていて、降りる場所を間違えるとかなり遠い旅になりそうな場所でした。

ピンクの測量テープは最短ルートの尾根にしかついておらず、この採り場に来る方は結構苦労しているようです。

これまでは地図を見て、このルートがアクセスが良さそうだなということでルートを決めていたんですが、よく考えれば、同じ考えの方がいないわけがありません。

なるほど~!

よし、わかりました。来年はそういうルートを探索するとしましょう!

まだまだ試行錯誤のマイタケ採りですが、来年はまた一歩進化したマイタケ採りができそうです!

何より、副業の休日出勤がないこと、インフルエンザにならないことが大前提ですが…

ある夏の日の午後2

大岩を巻き上がると、真夏の真っ青な空がそこにはあった。

お天道様は真っ赤な顔で私を睨みつける。



もくもくとした入道雲は荒々しいが、お天道様からは守ってくれそうにない。

アブたちはよく来たとばかりに私をしつこく迎える。

蝉たちは私に関係なく鳴き続ける。

暑すぎて泣きたいのは私の方だ。

沢水を一杯のみ、もう勘弁してくれよと呟く。

お天道様が一瞬笑った気がした。