白子森造のブログ

①山に行って楽しむべし、②温泉で身体を休めるべし、③しょっぱい食べ物で塩分を補給すべし、④家に着いたら昼寝すべし。是、究極の休日の過ごし方成り

マイタケ採りのヒント?

出会う者、皆、師だ。

省略しますが、思えばいろんな師匠がいましたなぁ…。

インターネットが普及した現在は、いろんな情報が入ってきますが、これぞといった情報はなかなか手に入りません。

ならば、自分で採取方法を確立するしかありません。

人に一から教わる方法は、その人の方法に追いつくことはできても、自分で工夫しない限り、それを超えることはできませんよね。

私がまず勉強したのが県立図書館に行き、マイタケと名前のつく本を借り、とにかく読みました。

県立図書館に行き、秋田魁新報の昭和40年代の写真記事も閲覧したりしました。

あのよく刑事ドラマで見るような、クルクル回しながら、新聞記事を探す機械を人目も気にせずグルグルしてました(笑)

本を読んでも分からないところは、キノコに詳しい方に聞いたり、マイタケシーズン以外に山に同行させていただきました。

いつの間にか、マイタケ採りをやってみないか?と誘ってくれた渓流の師匠より熱心になっていました(笑)

年を重ねるごとに少しずつ自分のマイタケ木も増えていきましたが、やはり、自分だけが知っている木は未だに数えるほどです。

つまり、自分だけの木だと思っていても、他の誰かに見つけられているのがほとんどなのです。

だいたい木に近づくと足跡がついており、木にたどり着く前に採られてるだろうな…と分かってしまいます。

このままではイカン。

このまま続けていたら、小さな範囲のパイをみんなで分け合うだけになってしまいます。

でも、日帰りで行ける範囲はせいぜい歩いて片道3時間。

泊まりで採るしかないのかなぁ…

ということを考えながら山を歩いていると、渓流の師匠が一言。

『みんなが迷いやすい場所にいけばいんでね?』

そういえば、私が迷いかけた場所があり、その付近には確かにマイタケが生えていました。

そして、足跡も皆無でした。

その場所は緩やかな傾斜の下に急な尾根が離れた間隔で4~5本ついていて、降りる場所を間違えるとかなり遠い旅になりそうな場所でした。

ピンクの測量テープは最短ルートの尾根にしかついておらず、この採り場に来る方は結構苦労しているようです。

これまでは地図を見て、このルートがアクセスが良さそうだなということでルートを決めていたんですが、よく考えれば、同じ考えの方がいないわけがありません。

なるほど~!

よし、わかりました。来年はそういうルートを探索するとしましょう!

まだまだ試行錯誤のマイタケ採りですが、来年はまた一歩進化したマイタケ採りができそうです!

何より、副業の休日出勤がないこと、インフルエンザにならないことが大前提ですが…