H25.11.17_【前編】今年最後のキノコ狩り
最高気温14.3℃ 最低気温1.3℃
降水量の合計0mm
日照時間7.3時間
最深積雪--cm 降雪量合計--cm
最大風速5.9m/s 風向南東
平均蒸気圧7.9hPa 平均現地気圧1008.4hPa
天気概況(昼:06時~18時)晴
平均雲量(10分比)4.5
今日は今シーズン最後のキノコ狩り。
狙うはナメコ、ムキタケ、ブナシメジ。
次の日の朝は満面の笑みで登場。
「今日は疲れてるから止めよう」なんて絶対言わない。
人間一つのモノを極めようと思ったら、このくらいのめり込まなくてはならないのだろう。
いつもどおり朝食を食べ、非常食を買い、ゆっくり現地に向かう。
キノコに脚は付いていない。
誰かに採られてしまえばなくなってしまうが、だったら誰も行かない場所に行けばよい。
この考えが吉と出るか凶と出るか…。
林道には雪が残っている。路面の水たまりは凍っており、夏タイヤで後輪駆動モードだと多少後輪が暴れる。
車止め付近はまだ5㎝ほどの雪が残っている。
さすがにキノコ狩りもシーズンオフになったらしく、林道ですれ違った人間は2人。
一人はヤブ山登山風、もう一人はハンターか?
今日この山には4人しかいないようである。
車止めから採り場まで歩く。
気温は0度くらいなので、汗もかかずに快適に歩ける。
時折タヌキや野ウサギの足跡が雪に残っている。
この道は登山道にもなっており、クマの心配はあまりない…はずだった。
更に進み、登山道を外れ、採り場に向かうと、なんとクマの足跡が。
人は誰もいなそうだが、クマの足跡はかなりの数である。(中でも子グマの足跡が数多く見られた。)
1頭、2頭ならあまり気にしないのだがこうも数が多くなると考えが変わってくる。
さすがのY師匠も、採り場まで足跡が続いていたら止めて帰ろうという。
今年6月に起きた「70歳台のクマ出没事件」以来の要警戒体勢で採り場に向かう。
Y師匠の100円ショップの鈴の音が心なしか寂しい。
私はクマに聞こえるよう、できるだけ大声でくだらない話をしながら採り場に向かった…
次回へ続く。