H27.09.20_マイタケは来週がピーク?
一連のマイタケ調査も終了し、身体の方も坂路調教(ヤブ山登り)を終え、いよいよマイタケ本番!と思ったらまさかの高熱。
職場の病み上がり連中と話したのが原因と思われます。
大事なイベントの前は物静かにマスクでもして自己防衛することが大事ですね。
さて、今回は第一の採り場へ向かいます。
初心者の私の数少ない実績のある採り場です。
マイタケの収穫よりもマイタケを探すのが好きな私には、採り場に採りにいくのは、何だか釣り堀に釣りに行くような気がして、楽しみ度は少し下がりますが、マイタケの顔を見ないわけにも行かず、複雑な気分ではありますが、岩見三内方面にクルマを走らせます。
既にこの頃から身体はフラフラしていましたが、山に行けば自然治癒効果で何とかなるだろう、高熱なんか気合いで治る!と今考えると、近代医学を真っ向から否定する暴挙だったなぁと猛省しております。
車止めに着き、何とか採り場まで辿り着きましたが、やっぱりいつもより疲れます。
これは何かあったら帰れなくなるぞということで、マイタケを探す時間を少なめに設定します。
高熱による行動力の減と、捜索時間の減。
今日は見つけられなくても仕方ないなぁ、雰囲気だけでも楽しもう。そう思って捜索開始です!
毎年大株をつけてくれる木は…
まだこんな感じ。あと2週間後かなぁ…
気を取り直して、今まで実績のあった木と新規の木を探しに行きます。
いつもは息も上がらない程度の坂でも今日は槍ヶ岳にでも登っているような息の上がり方です。
今まで実績のあった木は気配ゼロ。
更に先行者の足跡が至る所にポツポツと。
ならばということで、身体は悲鳴を上げていますが進路を大幅に変更します。
人もクマもカモシカも大体同じところを歩きますので、そこを探すのではなく、新たな道を開拓することがマイタケ採りには必要なんです。
とは言うものの、いつもと違い、身体がいうことをきかないし、気持ちも折れそうです。
やはり高熱時は山に来るモノではありません。かなりキツイです。
で、人の踏み跡がなくなるとちゃんと彼らは待っていてくれました。
採取できたのはこれらの写真プラス数株で、あとはマメと呼ばれる幼菌だけでしたので、残しておきました。
もう1~2週間後にこの第一の採り場のピークが来ることでしょう。一度体調を崩しましたので、次回は万全の状態で臨めることと思います。
え、収穫物はどうしたって?
全部あげましたよ。探すのが好きって言ったじゃないですか(笑)
いえ、本当は高熱のため家に帰ってから処分する気力もなかったので山の恵みのありがたさを分かる方に引き取っていただいたのです。決して山からの授かり物を粗末に、かつ、みだりに他人に渡す訳ではありませんのでご容赦下さい。