H25.01.02_鳥海山で男性８名ビバーク中
現在、秋田（平地）では氷点下２度ほどで秒速１０メートルほどの風が吹いていますので、風の強い鳥海山ではもっと強い風になっていると考えられます。
鳥海山は 海に近い独立峰ですから、日本海からの強風が直接当たります。祓川口ですから、象潟口よりは直接風があたりにくいかもしれませんが、それでも非常に厳しいコンディションには違いありません。
無事に救助されることはもとより、適切な手段でビバークをされていることを願っています。
鳥海山は 海に近い独立峰ですから、日本海からの強風が直接当たります。祓川口ですから、象潟口よりは直接風があたりにくいかもしれませんが、それでも非常に厳しいコンディションには違いありません。
無事に救助されることはもとより、適切な手段でビバークをされていることを願っています。
【h25.01.03追記】
8名の方々は祓川ヒュッテに無事避難されたとのこと。ヒュッテは冬期閉鎖中のはずですが、どうやって進入することができたのでしょうか？
このあたりは遭難の際に生きて下山するためのヒントになると思いますので、ぜひ公開していただきたいです。
何はともあれ全員無事で救助を待っているとのことですので一安心です。
以下、地元紙秋田さきがけ新報から引用です。
２日午後７時すぎ、本県と山形県境の鳥海山（２２３６メートル）でスノーモービルをした本県と岩手県の男性８人から「吹雪が強くて、下山できない。穴を掘ってビバークする」と、先に下山した仲間の４０代男性を通じて、由利本荘署矢島幹部交番に連絡があった。通報段階で８人は全員無事だという。
同署によると、グループは計１６人で全員男性。１２人が旧鳥海町、４人が旧矢島町からそれぞれ１人乗り用スノーモービルで入山した。昼ごろ、祓川ヒュッテで合流する予定だったが、旧鳥海町から入山した人のうち８人は吹雪のため途中で下山。他の８人がヒュッテで合流した後、吹雪で下山できなくなった。８人とも同じ場所にいる。
（2013/01/02 22:46 更新）
【全員無事と電話 鳥海山で遭難の８人】
鳥海山に２日スノーモービルに出掛け、吹雪のため下山できなくなった本県と岩手県の男性グループから３日午前８時半ごろ、全員の無事を伝える電話があったことが分かった。由利本荘署が明らかにした。同署によると、遭難したのは、２５歳から５０歳までの８人。由利本荘市の４人のほか、岩手県北上市の３人と同県奥州市の１人。
鳥海山に２日スノーモービルに出掛け、吹雪のため下山できなくなった本県と岩手県の男性グループから３日午前８時半ごろ、全員の無事を伝える電話があったことが分かった。由利本荘署が明らかにした。同署によると、遭難したのは、２５歳から５０歳までの８人。由利本荘市の４人のほか、岩手県北上市の３人と同県奥州市の１人。
同署によると、８人のうちの１人が、同じくスノーモービルをするため鳥海山に入って先に下山した１人に携帯電話で連絡してきたという。８人は鳥海山矢島口５合目の祓川（はらいかわ）ヒュッテ付近にいるとみられる。連絡では「視界不良のため二次遭難の恐れがあり、まだ救助には来ない方がいい」と伝えてきたという。
（2013/01/03 09:45 更新）
【捜索隊、８人救助に向かう 鳥海山】
スノーモービルで救助に向かう捜索隊＝３日午前１１時１６分、由利本荘市のフォレスタ鳥海付近
http://www.sakigake.jp/p/images/news-entry/20130103c12.jpg
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鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人を救助するため、県警などの捜索隊１６人が３日午前１１時１０分ごろ、現地本部のある由利本荘市鳥海町猿倉の「フォレスタ鳥海」からスノーモービル１４台で、８人が２日夜からビバークしているとみられる場所に向かった。
由利本荘署によると、８人のうちの１人が携帯電話で家族に３日午前９時半ころ、全員の無事を伝えてきたという。別の１人は同８時半ころ、先に下山した１人に無事を伝える電話をしてきた。
同署によると、８人は▽由利本荘市の自営業作左部善幸さん（５０）▽同、自営業三浦龍平さん（３５）▽同、会社員遠田和人さん（３０）▽同、アルバイト木村和彦さん（２５）▽岩手県奥州市の会社員千葉公仁さん（４５）▽同県北上市の会社員高橋哲哉さん（３９）▽同市、自営業高橋良太さん（２５）▽同市、会社員厳本憲治さん（２３）。
（2013/01/03 12:30 更新）
【山小屋に避難、８人は全員無事 鳥海山】
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人は、自力で矢島口五合目の山小屋「祓川ヒュッテ」に避難し、全員無事でいることが分かった。由利本荘署が由利本荘市鳥海町猿倉の「フォレスタ鳥海」に設けた現地本部に、遭難者の１人が３日午後０時５分ごろ、携帯電話で連絡してきた。８人は前日の２日夜からビバークしていた場所から、ヒュッテに移動したという。
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人は、自力で矢島口五合目の山小屋「祓川ヒュッテ」に避難し、全員無事でいることが分かった。由利本荘署が由利本荘市鳥海町猿倉の「フォレスタ鳥海」に設けた現地本部に、遭難者の１人が３日午後０時５分ごろ、携帯電話で連絡してきた。８人は前日の２日夜からビバークしていた場所から、ヒュッテに移動したという。
同署によると、ヒュッテ内には毛布など暖房用具もあるという。由利本荘署や山岳救助隊で編成した捜索隊が現在、ヒュッテに向かっている。
（2013/01/03 12:36 更新）
【視界不良で８人の救助中止、鳥海山 ４日早朝にも再開】
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人の捜索について、県警や山岳救助隊で編成した捜索隊は３日午後１時１５分ごろ、同日中の救助を中止することを決めた。吹雪による視界不良のため。
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人の捜索について、県警や山岳救助隊で編成した捜索隊は３日午後１時１５分ごろ、同日中の救助を中止することを決めた。吹雪による視界不良のため。
ビバークして一夜を明かした８人にけがなどはないといい、３日午後０時５分ごろまでに鳥海山矢島口五合目の山小屋「祓川ヒュッテ」に避難している。ヒュッテには毛布や食料、プロパンガスのほか、灯油ストーブなどが備えられている。捜索は天候回復を待ち、４日早朝にも再開する予定。
由利本荘署によると、８人を救助するため、同日午前１１時１０分ごろ、現地本部のある由利本荘市鳥海町猿倉の「フォレスタ鳥海」から、スノーモービル１４台に乗った捜索隊１６人がヒュッテ付近に向かったが、視界不良でヒュッテに近づけなかった。
（2013/01/03 14:14 更新）
【捜索隊、山小屋に到着 鳥海山遭難】
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者８人の救助に向かった県警などの捜索隊は４日午前８時５６分、８人が避難している由利本荘市の鳥海山矢島口五合目の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」に到着した。由利本荘署によると、捜索本部のある同市鳥海町猿倉のホテル「フォレスタ鳥海」に捜索隊から連絡が入った。
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者８人の救助に向かった県警などの捜索隊は４日午前８時５６分、８人が避難している由利本荘市の鳥海山矢島口五合目の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」に到着した。由利本荘署によると、捜索本部のある同市鳥海町猿倉のホテル「フォレスタ鳥海」に捜索隊から連絡が入った。
（2013/01/04 09:15 更新）
【捜索隊、８人の無事確認 鳥海山遭難】
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人の捜索で、由利本荘市の鳥海山矢島口の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」に到着した県警などの捜索隊は、４日午前８時５６分、８人と合流し、無事を確認した。由利本荘署によると、山小屋に到着したのは、捜索隊のスノーモービル１８台のうちの一部で、全台が山小屋に到着した後、下山の時間などを決める。
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人の捜索で、由利本荘市の鳥海山矢島口の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」に到着した県警などの捜索隊は、４日午前８時５６分、８人と合流し、無事を確認した。由利本荘署によると、山小屋に到着したのは、捜索隊のスノーモービル１８台のうちの一部で、全台が山小屋に到着した後、下山の時間などを決める。
（2013/01/04 09:37 更新）
【８人下山開始、体調不良なし 捜索隊スノーモービルに同乗】
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人と合流した県警などの捜索隊は４日午前９時１０分、８人が避難していた由利本荘市の鳥海山矢島口の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」から下山を開始した。
鳥海山から下山できなくなったスノーモービル愛好者の男性８人と合流した県警などの捜索隊は４日午前９時１０分、８人が避難していた由利本荘市の鳥海山矢島口の山小屋「祓川（はらいかわ）ヒュッテ」から下山を開始した。
（2013/01/04 10:01 更新）
【８人が無事下山 捜索本部のホテル到着、鳥海山】
遭難者を座席の前部に乗せて捜索本部の置かれたホテルに到着した捜索隊＝４日午前１０時２５分、由利本荘市のフォレスタ鳥海
捜索隊のスノーモービルに同乗してきた８人のうちの１人は到着後、「体調はいい。助けに来てくれて感謝している」などと話した。
（2013/01/04 10:48 更新）
【鳥海山で救助の８人、会見で謝罪】
捜索隊のスノーモービルで下山後、会見で深々と頭を下げる８人＝４日午前１１時ごろ、由利本荘市のフォレスタ鳥海 http://www.sakigake.jp/p/images/news-entry/20130104l12.jpg
鳥海山から下山できなくなった由利本荘市と岩手県のスノーモービル愛好者８人は４日、無事救助された。下山後に８人は全員で記者会見に臨み、多くの関係者に迷惑を掛けたことに対し、深々と頭を下げた。８人は反省の弁とともに、真冬の山の天候の変化の恐ろしさ、雪洞（せつどう）を掘って身を寄せ合って睡魔に耐えた体験を生々しく語った。
スノーモービル愛好者８人は、捜索本部のある由利本荘市鳥海町のホテル「フォレスタ鳥海」で行った記者会見で「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」と声をそろえて頭を下げた。同市に暴風雪警報が発令中の２日に入山した一行は「スノーモービルに乗りたい一心だった。天候を考慮せず反省している」と語った。
（2013/01/05 00:06 更新）
引用終わり
