H28.06.19_秋田駒ヶ岳を行く
インターネットに接続する際にルーターを挟んでいるんですが、どうも調子がイマイチで、前に使っていたものに交換したら更に調子が悪くなり、リセットをかけたりファームアップしたりと、ブログの更新がなかなかできませんでしたがやっと復活!
ということで少し前の記録です。
夏の丸々太ったイワナを釣りに行くにはまだ早い。
キノコは秋と決まっている。
となれば、登山しかないでしょう!
まだ腹は痛みますが、ここは「腹痛の精神」で頑張ります。(屈してしまうかもしれません)
子供や高齢者も楽々登れるという秋田駒ヶ岳なら腹痛があっても大丈夫でしょう!
ということで、お言葉に甘えてその比較的楽な秋田駒ヶ岳にお邪魔します。
アルパこまくさというところから、バスで8合目まで移動します。
まぁ皆さん、ハイカラな衣装で、普段源流やヤブ山しかいかない私はなんか浮いています。
まぁいいんです。黙って俺に着いてこい!
さぁ登りますよ。
花が素晴らしい山ということですが、花より団子派の私は早くも昼飯の方が楽しみです。
これはサンカヨウでしたっけ?雨に濡れると透明になる花らしいですよ。私の守備範囲じゃありませんな…
途中でシラネアオイの群生がありました!これは守備範囲です(笑)
あまりカメラを向ける人がいないんですが、やっぱり好きですねぇ。
これも登り途中。黄色の花が斜面に咲いていてキレイでした。なんちゃらスミレですね。
野鳥の撮影に果敢に挑戦しますが、なかなか難しいですね。やっぱり白レンズでないと厳しいみたいです。人なつっこい鳥のようで、人のそばに来ては振り向くと逃げていくという、魔性の女のようなツンデレな鳥でした。
そして、これが今日のメイン、コマクサです。大焼砂から、ムーミン谷に降りていくあたりに多く咲くそうです。
まだあまり咲いているものがなく、その中でもキレイに咲いているものをパチリ。今週あたりから一面に咲くのではないでしょうか。
どおりで、コマクサが盛りの時はチングルマが無残な姿になっているはずです。最初は分からずに花びらが落ちたものが盛期だと思っておりました…。
このあたりで念願の昼食をいただきます。
新しく購入したガスバーナーの火力が強くてけたたましい音を立てます。
周りの皆さんごめんなさい。
山で食べたり飲んだりすると本当に何食べても旨いですね!
ヒナザクラ。花びらがキラキラしているの伝わりますかね?
ショウジョウバカマ。これはキレイな花ですね。紫の花最高!
花びらもキレイなんですが、袴の部分も見るように!と小学校の時に山の先生に言われ、この花を見るたびにそのことを思い出します。
ゆっくり登りすぎてちょっと疲れそうな感じですが、こういうところを登ってきました。
左からは溶岩。右上には田沢湖。
これは何だ?ユキクサなのだろうか…もちろん守備範囲外。
右側の噴火口が女岳だそうです。残念ながら今は地温の上昇があるため、立ち入ることができません。
「女」がつくものはいつ噴火するか分かりません。一件おとなしく見えても…怖いですね~
もうすぐ男岳山頂という頃で阿弥陀池が見えてきます。
なかなか後続が来ないので、暇つぶしにあみだくじの歌の「くじ」を「池」に変えて歌っておりました。
山ガールならぬ山淑女にクスっと笑われました。
山ガールにはあみだくじに歌はわからんよなぁ。
男岳山頂の到着。
なので、最近は趣味を聞かれたら低山(ヤブ山)登山とか、山の中腹まで行くことです。と答えてます。きっと体力のない情けない男と思われていることでしょう…
帰り道で男岳を振り返ります。歩くコースによってはなかなかの距離になりますので、体力に合わせてコースを決められるのもこの山の魅力ですね。
私は秋田側登山口から国見温泉に行って、男岳、男女岳というコースがいいなと思ったんですが、どなたか興味がありましたらやってみてくださいませ。
ちなみに同行の師匠からは却下されました…。
最後にイワテハタザオを一枚撮って帰路につきます。
帰りのバスでは寝てしまいそうでした。
あとはいつものとおり、温泉に入って、しょっぱいラーメンを食べます。
ラーメンは不味くたって気にしません。
旅の思い出には却って不味いラーメンの方が記憶に残るでしょ?
笑いながら帰りの車の中で不味かったですね!なんて言いながら帰ると眠気防止にもなるし(笑)
さ、次は腹痛の精神第二弾で鳥海山にでも行きますかね。